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物流施設向け自走式駐車場

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このページでは、倉庫・物流センター・配送拠点・ラストワンマイル施設などを含む「物流施設向け 自走式立体駐車場」について、計画段階で押さえておくべき要点を体系的に解説します。
物流施設の駐車場は、来場者用ではなく、配送車両・大型トラック・従業員車・テナント車両など、多様で台数も多い車両が出入りする“業務インフラ”として極めて重要な役割を担います。
本ページでは、物流施設に特有の動線、安全性、効率性への要求を踏まえ、床形式の選び方、車路計画、周辺道路への配慮、さらに依頼先の選び方までをわかりやすく紹介しています。

物流施設における自走式駐車場の役割

物流施設の駐車場は、商業施設や医療施設のように不特定多数が利用する空間とは異なり、「搬入車」「従業員車」「テナント車両」「来客」「外部委託車両」など、多様な利用者が明確な目的を持って出入りする空間です。特にトラックや商用バンなどの業務車両は回転率が高く、一日の中で複数回の往復が発生することも珍しくありません。

そのため、駐車場には効率性・安全性・耐久性が求められます。ピーク時の入出庫が集中しても滞りなく運用できる動線設計や、トラックと一般車両が混在しても安全に利用できるレイアウトが不可欠です。また、24時間稼働する施設も多く、夜間視認性や防犯性への配慮も非常に重要です。

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物流施設の駐車場は“業務効率”そのものに直結します

物流施設では、車両の入出庫効率がそのまま業務全体の生産性に影響します。私たちは、トラック・商用車・従業員車が混在する現場でも“迷わず・安全に・効率よく”運用できる駐車場計画をご提案しています。

物流施設向け駐車場に求められる要件

物流施設では、時間帯によって上下する車両の出入りが非常に多く、施設によっては早朝・夜間・深夜帯の入出庫も頻発します。そのため、駐車場には「スムーズに入出庫できる車路計画」「大型・小型混在の安全性」が欠かせません。

従業員用の駐車区画は比較的高密度で配置する一方、トラックや商用車は回転率が高いため、乗降・積み下ろしのしやすさや車路幅の余裕が求められます。また、物流特有の“同じ車両が短時間に複数回出入りする”という運用を想定し、入口・出口の距離、回遊しやすさ、混雑ポイントの解消など、業務動線を踏まえた検討が不可欠です。

さらに、ドライバーの安全確保やストレス軽減も重要な要素です。長時間勤務や深夜帯利用の多い物流現場では、見通しの良い照明計画、防犯カメラの設置、夜間でも駐車位置が把握しやすいサイン計画など、施設全体の“安心感”を高める工夫が求められます。

物流施設と相性の良い床形式

物流施設向け駐車場の床形式では、車両の種類や動線の複雑さを踏まえて選定する必要があります。特に従業員用の駐車区画が多い施設では、フラット式が利用しやすく、視認性も高いことから採用されるケースが多く見られます。

一方、限られた敷地内で多くの台数を確保する必要がある場合には、スキップ式(半階ずらし構造)を用いて効率を高める計画が有効です。大型車両の通行を想定する場合は、スロープ位置や柱スパンとの干渉、車路幅の確保など、慎重な検討が欠かせません。

連続傾床式は駐車効率が良い一方で、歩行性の面で課題が生まれやすいため、従業員駐車場として使う場合に限定されることが多い形式です。物流施設では車両の大型化が進む傾向にあるため、勾配・高さクリアランスなどの制約も含め、床形式ごとの適性を丁寧に見極める必要があります。

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スキップ式は「限られた敷地で効率を追求したい」物流施設と相性が良い

スキップ式は、駐車区画を半階ずつずらして構成するため、敷地条件が厳しくても効率的に台数を確保しやすい形式です。物流施設で多い“従業員台数の多さ”にも柔軟に対応でき、最近では採用が増えています。

物流施設の自走式駐車場の施工事例

敷地全体の統一感を意識した外観計画

ヤマト運輸沖縄糸満ロジセンター 自走式立体駐車場

ヤマト運輸沖縄糸満ロジセンターの自走式立体駐車場は、敷地内の本社棟に外観デザインを合わせ、駐車場棟にも縦ルーバーを採用。建物単体の完成度を高めつつ、同一敷地として統一感ある佇まいを実現しています。4層5段・246台収容のスキップ式で、開口部や動線の確保にも配慮。ブレース構造×ショートスパンにより、機能性とデザイン性を両立した事例です(延床5,775㎡)。

ほかの条件もあわせて比較したい場合は、階層・用途・台数で絞り込める事例集が便利です。

物流施設向け駐車場のメリット

物流施設に合わせて設計された自走式駐車場の最大のメリットは、業務動線との連携を最適化できる点にあります。トラックと一般車両の動線を分け、出入口の位置や階構成を工夫することで、混雑や危険箇所を最小限に抑えられます。車両の回転率が高い現場では、これが作業効率の向上やドライバーの負担軽減に直結します。

また、従業員の出退勤に伴う渋滞や事故のリスクを抑えられるため、持続的な安全運用が可能となります。24時間稼働の現場では、照明計画・監視カメラ・サイン表示の明確化により、夜間の安心感も高まります。さらに、立体駐車場を活用すれば敷地の有効活用が進み、施設全体の物流機能や倉庫面積を最大化できる点も大きな利点です。

物流施設特有の課題と注意点

一方で、物流施設向け駐車場には、トラックや商用車が多い施設ならではの課題もあります。車両サイズの違いから、スロープ幅・車路幅・有効高さ・柱スパンなどの条件が複雑になりやすく、計画段階での検討不足が後の運用に大きな影響を与えます。また、深夜・早朝の利用が多い施設では、騒音や光害が近隣への懸念となる場合があり、スロープ位置や照明方向を丁寧に調整することが求められます。

さらに、車両動線が長くなる構成では事故発生リスクが高まるため、視認性の確保やサイン配置、交差部の安全対策が不可欠です。業務効率と安全性の両立は物流施設の大きなテーマであり、駐車場にもその視点が求められます。

計画時に押さえておきたいポイント

物流施設の駐車場を計画する際は、まず「どの種類の車両が、どの時間帯に、どれだけ出入りするのか」を整理することが最初のステップです。業務車両のピークと従業員の出退勤のピークが重なるかどうかは、動線構成に大きな影響を与えます。

そのうえで、入口と出口の配置を工夫し、右折入庫を避ける、出入口を用途別に分ける、動線が交錯しないフロア構成にするなどの工夫を行います。スロープの勾配や幅、視認性の確保、車両の回転半径への配慮も、物流ならではの重要ポイントです。屋外での荷下ろしスペースや待機スペースとの連携も考慮しながら、施設全体の業務フローと一体で検討することが求められます。

どこに依頼すべきか(物流施設に強いパートナーの重要性)

物流施設の駐車場計画は、単に車を並べるだけの設計ではなく、「業務動線の効率化」「安全管理」「車両の大型化」「24時間稼働」など、複合的な条件を同時に解決する必要があります。そのため、物流施設の実績が豊富で、自走式駐車場の構造計画にも精通したパートナーに依頼することが不可欠です。

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物流現場の「動線」「効率」「安全」を理解した設計が必要です

私たちは、物流施設の運用フローを把握したうえで、トラック・商用車・従業員車が混在する現場にも対応できる立体駐車場計画をご提案しています。連続傾床式・スキップ式・フラット式から最適な方式を比較し、敷地条件と業務内容に最適な構成を検討します。

物流施設向け駐車場に関するよくある質問

トラックと一般車両が混在する駐車場でも自走式は適用できますか?

適切な車路幅・有効高さ・スロープ勾配を確保することで、自走式は物流施設にも十分対応可能です。車両動線を用途別に分離することで、安全性と効率性を両立できます。

従業員駐車場を立体化するメリットはありますか?

敷地を有効活用できるだけでなく、業務エリアと従業員駐車エリアを分離しやすくなるため、構内の混雑緩和や事故防止に効果があります。昼夜を問わず安全に利用できる照明・サイン計画も併せて整えることで、総合的な運用効率が向上します。

大型車向けの駐車場計画で注意すべき点は何ですか?

有効高さの確保、スロープ幅や回転半径、柱スパンとの干渉、待機スペースとの連携など、大型車特有の要件を計画初期から整理することが重要です。とくに大型トラックは動線が長くなるため、安全性と視認性を両立した車路設計が求められます。

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監修
6層7段 国土交通大臣認定を業界初取得
綿半ソリューションズ
綿半ソリューションズ株式会社
設計・構造提案から並走する
駐車場専門の技術パートナー
綿半ソリューションズ株式会社

綿半ソリューションズ株式会社は、自走式立体駐車場の設計・施工を専門とする専業メーカーです。
全国に多数の施工実績を持ち、用途や敷地条件に応じた構造提案を行うほか、設計段階からゼネコンや設計事務所と連携し、図面・法規・運用面まで一貫して対応。
6層7段構造において国土交通大臣認定(一般認定)を2016年12月、業界で初めて取得するなど、大規模・高層対応の先駆的な実績も有しています。


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